トラブルに注意!外壁塗装をお得に安く依頼する方法

『トラブルに注意!外壁塗装をお得に安く依頼する方法』

 

1外壁塗装の相場を知っていますか?

 

「外壁塗装の料金は複雑でわかりにくい」
「サイトに金額が載っていないのでいくらになるか不安」

 

外壁塗装の依頼を検討している方の多くは、こんな費用の悩みを抱えがちです。

 

外壁塗装の料金には、「材料費、人件費、足場代、諸経費」が含まれます。また、外壁塗装は建物の広さや築年数、塗料の種類によって金額が変わってくるため、一概にいくらと料金を設定することができません。そのため、相場がわからず、業者が提示した金額に応じてしまう方も多いのですが、高額請求を行う悪徳業者もいるので注意が必要です。

 

【坪別の外壁塗装の費用目安】

 

●20〜29坪・・・90万円
●30〜39坪・・・100万円
●40〜49坪・・・110万円

 

平均的な大きさの30坪の住宅の場合、100万円前後の費用が相場となっています。
あくまでも目安となるので、まずは見積もりをきちんと出してもらい、納得した段階で契約するようにしてください。万が一、見積もりを出さない、契約を急かせるといった業者の場合は悪徳である可能性が高くなります。

 

訪問や電話のセールスによるトラブルも多いので、外壁塗装の依頼を検討している方は、業者側のペースに巻き込まれないように気を付けましょう。

 

2外壁塗装の費用をお得にするワザ

 

外壁塗装の費用を少しでも安くするためのポイントをまとめました。

 

@相見積もりを取る

 

外壁塗装を依頼する時に大切な業者選びですが、1社だけでは費用が適正であるかを見極めることが難しいので、複数の業者から見積もりを出してもらいましょう。

 

自ら複数の業者に見積もり依頼をすることは手間が掛かるので、一括で複数の見積もりを取ることができる比較検討サイトの利用がおすすめです。

 

一括サービスを提供しているヌリカエでは、審査基準を満たしている優良業者の中から見積もりを取れるため、安心して業者選びが行えます。専門知識を持った相談員が、希望に沿った業者を紹介してくれるので、初めて外壁塗装を依頼する方にもおすすめです。

 

A早めに業者に依頼する

 

外壁塗装は、劣化が進んでから依頼する方も多いのですが、外壁の破損は建物自体の老朽化を進め、費用負担を大きくしてしまいます。

 

そして、築年数が古いほど、外壁塗装の費用相場は高くなります。外壁を触った時に白くなる「チョーキング」や「ひび割れ」が起きている場合は、外壁劣化のサインです。先延ばしにすることで、費用が50〜100万円程高くなってしまうので、外壁塗装は劣化が進む前に、早めに施工依頼を行うようにしましょう。

 

B塗料のグレードを替える

 

外壁塗装の塗料種類は、主に「ウレタン、シリコン、ラジカル、フッ素」です。

 

種類ごとに、価格と耐久性が異なるので、見積書を出してもらう際には、どのような塗料が使われているのかを確認しましょう。

 

【30坪、120uの料金相場と耐久年数】

 

●ウレタン・・・8〜10年・・・60万円
●シリコン・・・12〜15年・・・65万円
●ラジカル・・・13〜16年・・・66万円
●フッ素・・・15〜20年・・・95万円

 

外壁塗装の費用が安すぎる場合、耐久性が低い塗料が使われることがあります。
また、外壁塗装は「高圧洗浄→下塗り→中塗り→上塗り」という段階で施工が行われます。どんなに良いグレードの塗料を使用していても、下準備が抜けているような場合は、塗装がキレイに行えず、耐久性も落ちてしまうので、わかりにくい点はきちんと説明をしてもらうようにしましょう。

 

C外壁塗装の助成・補助金を利用する

 

お住まいの各自治体では、外壁塗装の助成・補助金の制度を設けています。
自治体が指定する「工事内容、施工業者、申請者」3つの条件にクリアすれば、外壁塗装の費用負担を軽減することができます。

 

【工事内容】

 

地球環境問題が深刻なため、「ヒートアイランド対策」を国で推進しています。
そのため、断熱塗料や遮熱塗料を使用した外壁塗装のリフォームは、補助対象とする自治体が増えています。特に、都心部は建物の熱が問題となっているので、積極的に行っている自治体がほとんどです。地方の自治体では「エコリフォーム」として、外壁塗装の断熱などが条件に含まれているので、積極的に活用したい助成・補助金です。

 

【施工業者】

 

地元産業振興を目的としたリフォーム全般の費用助成する「一般リフォーム」では、お住まいの地域の指定されている業者の中から利用するだけなので、非常に条件としてはクリアしやすいものです。選択できる業者は絞られてしまいますが、地域に密着した優良業者なので安心感もあります。

 

【申請者】

 

該当する自治体に住民票があること、税金を滞納していないこと等は、申請者の最低ラインの条件になります。子育て世帯の方を対象とした住宅リフォーム助成もあるので、家族の中で誰が申請するかも大切です。

 

助成・補助金の条件は、お住まいの自治体ごとに異なるので、ホームページなどで確認し、申請の際には窓口で、詳細を確認するようにしてください。適用となる場合、10万円以上費用負担を軽減できることもあるため、条件に該当する場合は非常にお得です。

 

ただし、助成・補助金の申請には、工事費用の見積もりや報告書、自治体職員による現場チェックなどが行われます。手続きが面倒に感じる方は、代行してくれる優良な塗装業者を選ぶことで、スムーズに助成・補助金を活用することができます。

 

3悪徳を見極めよう!外壁塗装の見積もり事例

 

【優良業者による詳細見積もり事例】

 

・仮説足場工事・・・単価650円、204u、132,600円
・飛散メッシュシート張り・・・単価150円、204u、30,600円
・高圧洗浄・・・単価250円、220u、55,000円
・バイオ洗浄・・・単価300円、220u、66,000円
・養生一式・・・45,000円
・下塗り(高浸透性プライマー)・・・単価700円、130u、91,000円
・下塗り(微弾性フィラー)・・・単価700円、130u、91,000円
・中、上塗り(4フッ化フッ素)・・・単価2,600円、130u、338,000円
・破風塗装(ウレタン塗料)・・・単価1,200円、42u、50,400円
・軒裏塗装(カチオン型NADアクリル樹脂塗料)・・・単価2,500円、20u、50,000円
・雨どい塗装(ウレタン塗料)・・・単価500円、65u、32,500円
合計982,100円

 

【悪徳業者による一式見積もり事例】

 

・外壁塗装工事・・・一式、645,000円
・屋根塗装工事・・・一式、348,000円
・使用塗料(シリコン塗料)
・諸経費・・・25,000円
合計1,018,000円

 

外壁塗装の見積もりでは、一式見積もりよりも、詳細見積もりで出してもらった方が安心です。一式見積もりの方が見やすく、わかりやすいイメージもあります。しかし、悪徳業者の場合は、高圧洗浄や足場工事費用が抜け、追加で費用を請求されることがあるので注意が必要です。

 

詳細見積もりの方が、項目ごとに適正な価格が付けられているかを判断できます。また、不要な費用が含まれていないかを確認できるので、優良業者の詳細見積もりのように、単価や塗料の種類も記載されていることが、見積もりの理想的な内容です。

 

4まとめ

 

実際に複数の業者で見積もりを比較してみると、金額が数十万円変わってきます。例えば、優良業者のみの比較であっても、大手業者の場合は中間マージンが発生することで、費用が高額になりがちです。アフターフォローが万全であるなど、メリットもあるので、希望する予算やサービスにマッチした業者を選ぶことが大切です。

 

4社以上で比較すると自宅の相場がわかるので、活用できる制度を活かしながら、賢く費用負担を抑えましょう。